梅雨到来!雨の日の運転で注意すべき5つのポイントとは?

トップ法令・お役立ちコラム梅雨到来!雨の日の運転で注意すべき5つのポイントとは?

6月に入り、今年も梅雨の時期がやってきました。
つい昨日6月7日(日)に気象庁は、東海地方・関東地方に梅雨入りを発表しました。
ひとたび雨が降れば、ドライバーにとっては視界も足元も悪い過酷な環境になります。

そこで今回は、雨天時に絶対気をつけたい車の走行ポイントについて解説します。

ところで運転免許を取得する際、学科問題で以下のような問題を見たことはありますか?


【問題】舗装道路では、雨の降り始めのほうが、降っている最中よりスリップしにくい。

正解は、「×」です。
実は、降っている最中より、降り始めの方が滑りやすいのです。

理由は、降り始めの雨によって路面に溜まっていた油やホコリや泥が浮き出て、滑りやすくなるためです。
しばらく激しく降ればそれらは洗い流されますが、今度は路面に「水溜まり(水膜)」ができるため、
どちらにせよ油断は禁物です。




雨天時は、晴天時より道路が滑りやすく、
首都高速道路株式会社の調べによると、
雨天時は施設接触事故・死傷事故が増えているというデータが明らかになっています。

出典:首都高ドライバーズサイト「雨の日に事故が多発しています」
https://www.shutoko.jp/use/safety/driver/rain/

雨の日の運転ポイントを再確認!

事故を避けるために、以下の5つのポイントを運転前に再確認しましょう。

①スピードを控える!

路面が濡れているとタイヤのグリップ力が落ちます。
また、速度を出しすぎるとタイヤが水に浮く「ハイドロプレーニング現象」を起こし、
ハンドルやブレーキが一切効かなくなることも。
スピードを落とすこと自体が、最大のスリップ予防策です。

②車間距離を取る!

雨の日はブレーキを効きはじめてから車が完全に停止するまでの距離(制動距離)が長くなります。
「前の車が急ブレーキを踏むかもしれない」と想定し、十分な車間距離を取りましょう。

③急ブレーキや急発進といった危ない運転操作を避ける!

「急ブレーキ」「急発進」「急ハンドル」といった「急」のつく操作は、
スリップやスピンを直結させる最も危険な行為です。
やむを得ない時以外は、しないようにしましょう。

④ワイパーを効果的に使うなど、視界を良好に!

雨が強く降っているときにはワイパーの振り幅間隔を早くするなど、効果的に活用し、
大雨の際はワイパーの速度を適切に上げることはもちろん、
窓ガラスが曇りやすくなるため、エアコンやデフロスターも同時に活用しましょう。
視界を良好に保つことが、危険の早期発見につながります。

⑤周囲の安全確認はいつも以上に!

雨の日の歩行者は、傘やフードのせいで周囲(特に車)が見えていません。
また、急いでいる自転車が合羽を着て飛び出してくるリスクも跳ね上がります。
「こちらに気づいていないかもしれない」という前提で運転しましょう。

安全運転の基盤は、徹底した「運行管理」から

雨の日の運転は、晴れの日以上にドライバーの「集中力」と「心の余裕」が求められます。
焦りや寝不足による注意力の低下は、雨天時には命取りになりかねません。

社内の安全運転意識を高め、万全な状態でドライバーを送り出すためには、
日々の確実な点呼とコミュニケーションが不可欠です。


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参考出典

首都高ドライバーズサイト「雨の日に事故が多発しています」
https://www.shutoko.jp/use/safety/driver/rain/
(2026年6月3日取得)

JAF(日本自動車連盟)公式サイト
クルマ何でも相談室[Q]雨の日に増えるのはどんな事故ですか?
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-natural/subcategory-heavy_rain/faq317
(2026年6月3日取得)


一般社団法人 全日本交通安全協会(2025)『わかる 身につく 交通教本』同協会,p.75